新ジャンル「恋愛事故調査委員会」
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:22:00.88 ID:p4wR0kTC0
- 男「あれは、不幸な事故だったんです…。」
委員「私は別にあなたを非難する為にいる訳ではありません。同じ事故を二度と起こさない為にいるのです。」
男「はい…。」
委員「今回の件で、あなたは適切な判断を行いました。前方より来る相手方を事前に察知し、回避行動を試みたのです。」
男「咄嗟の事で、俺はもう無我夢中で…。」
委員「なるほど…。つまり、相手方に気づくことがなければ、このような事故は起きなかったと…?」
男「…その通りです。フラグは立っていた筈なんです…。」
委員「もう結構です。ご協力ありがとうございました。」
男「…それでは、失礼します。」
女「通学路の曲がり角が、急に見通し悪くなってる…。どうしたんだろ…。」
-
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:27:27.32 ID:p4wR0kTC0
- 委員「すいません、ちょっと宜しいでしょうか。」
男「ま、またあんたか。今度はなんの用だ。こっちはあんたに用なんてないぞ!」
委員「いえ…。先日のクリスマスの件についてお伺いしたくてですね。」
男止せっ、こっち来るなっ! フラグは折れてなんかないぞっ!」
委員「折れてるからこうして私が来てるんじゃないですか…。」
男「ちくしょおおおおおおおおっ!!」
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:42:12.89 ID:p4wR0kTC0
- 委員1「えー、先日の事故の件について、委員2から追加報告を。」
委員2「前回お話しました、被害者 男氏の初詣事故の件についてその後の報告を致します。」
委員3「確か、被害者が、晴れ着を着てきた加害者の女氏に対し、誤ったほめ方をしたばかりに、事故が起きた…。」
委員2「そうです。今回のケースでは、男の語彙力に問題がありました。」
委員4「そうなると、男自身の語彙力を高める為以外に、やり方がないのでは…?」
委員2「その通りです。そこで今後に同じ事故を繰り返さない様に、被害者の持ち物全てに細工を施しました。」
男「…なんだ、この大量のモテハウツー本は…。しかも全てマーカーで線が引いてある…。」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:54:28.45 ID:p4wR0kTC0
- 委員1「今回の事故の件についてですが。」
委員2「被害者 男が、加害者 女をカラオケに誘った件ですね。」
委員1「そうです。一見して、事故の起きる気配が無いケースと思われるのですが、そこは被害者のなせる技でしょうか。」
委員3「というと…。加害者の好きなバンドを貶したとかそういう…?」
委員1「いいえ、そういうことではありませんでした。今回の要因は、被害者がアニソンしか歌えなかった事にあります。」
委員2「なんと…!」
委員3「ちょっと待って下さい。最近のアニソンには、メジャーなバンドが歌っているものだってあるじゃないですか!」
委員2「そうですよね。そこをうまくチョイスすれば、回避できた筈…。」
委員1「残念ながら…。バンド名から索引を引くことができなかった被害者は、アニメタイトルから引くことを選択したのです。」
委員2「そこを、加害者に目撃されたというわけですね…。」
委員3「起こるべくして起こった事故、という訳でしょうか…。しかし、この事故を起こさない様に今後どういう風に…?」
委員1「それについてですが…。」
男「なんだって、俺の部屋にJ−POPのCDの山ができてるんだ…。」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:02:31.59 ID:p4wR0kTC0
- 委員1「委員1より本部へ。応答願います。どうぞ。」
委員2「こちら本部。どうぞ。」
委員1「現在、新学期の席替えの話になっております。どうぞ。」
委員2「了解。異常事態でも発生したのでしょうか。どうぞ。」
委員1「男が、席替えで女の隣の席をゲットできなかった様です。どうぞ。」
委員2「事故発生確認致しました。至急、委員を集めます。どうぞ。」
男「…なぁ、なんで俺が呼ばれたのか、教えてもらえないだろうか…。」
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:12:33.01 ID:p4wR0kTC0
- 委員1「はぁ、流石にこの季節は忙しいですね…。」
委員2「仕方ないじゃないですか。2月は事故の多い時期ですし。」
委員長「そこの二人、お喋りはその位にして。気を抜いてると、あなた達も事故を起こしますよ。」
委員1&2「す、すいません。」「気を付けますっ。」
委員3「委員長、事故発生手前です! 男がもらったチョコを、本命だと勘違いをっ!」
委員長「全員、事故対応急げ! 気を引き締めていけよっ!」
委員「「「はいっ!!」」」
男「うるせぇっ! それは義理だとか、いちいち言いに来るんじゃねぇっ!!」
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:25:36.10 ID:p4wR0kTC0
- 委員1「今回の事故についての話ですが…。委員2、報告お願いします。」
委員2「はい。3月のホワイトデーイベントに起きた事故の件についてです。」
委員3「確か、被害者は2月のバレンタインデーに加害者よりチョコをもらっていましたよね。」
委員2「ええ。そこで被害者はホワイトデーにお返しを送ることを決めたのです。」
委員1「ここまでは、別段おかしくない様な気もしますが…。」
委員2「問題は、お返しに気合いを入れ、数千円の香水の詰め合わせを送った事にあるのです。」
委員3「なんという…。幾ら3倍返しとはいっても、これは間違いなく引く。」
委員2「そこで私は、被害者が同じ過ちを起こさない為に、匂いに関係するものに嫌悪感を抱く様にするのが最適かと。」
委員1「なるほど。遠回しに香水はダメという事を伝えるのですね。素晴らしい!」
委員長「よし、その線でやってみよう。」
委員「「「はいっ!」」」
男「…机の中に、くさやが大量に…。新手のイジメかこれは…。」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:31:16.03 ID:p4wR0kTC0
- 委員1「五月の連休、どうします?」
委員2「あ、私は親戚の家に遊びに行こうかと。」
委員1「ああ。いいですねぇ。私は連れと一緒に遊園地に行こうかなと。」
委員2「いやぁ、相変わらず仲が宜しいことで。」
委員1「いやいや。こういう時くらいのんびりしたいもんですから。」
委員3「おい! 二人とも大変だっ! 男グループと、女グループで連休旅行との連絡が入ったっ!」
委員1&2「これは…、何かが起きる…x。」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:54:13.60 ID:p4wR0kTC0
- 委員3「都会から離れた旅、温泉、男女グループ交際…。事故が起きない訳がないっ!」
委員1「まぁ、落ち着いて…。確かに、何も起きない筈がない。」
委員2「その為の我々じゃないですか。事故を未然に防ぎ、万一起きたら後フォローを行う。」
委員3「そうだった…。すいません、憤って…。」
委員4「皆さん、大変です。温泉の情報が入りましたっ。夜になると男女の風呂が入れ替わるそうですっ!」
委員2「計算でました。今回のケース事故率が8割強!」
委員1「よくあるドキドキイベントとはいえ、大ばくちすぎるっ! 至急、対応急ぐぞ!」
男「あれ、夜になると男風呂なくなるのかよ…。まいったな…。」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:07:13.81 ID:p4wR0kTC0
- 男「まいったな…。夜に一人で温泉入り直すの楽しみにしてたのに…。」
女「あれ、男くんじゃん。どうしたの、こんな所で。」
男「おー。女ちゃんこそ。風呂あがり?」
女「うんっ! 露天風呂だから、星が綺麗だったよー。」
男「おー。こっからでも見えるけど、確かに星が綺麗だな。」
女「うんうん。」
男「あれが、金星で、そこに土星があって…。そして火星があれだろ。ほら、三角形みたいになってる。」
女「男くん、凄いねー。ちょっと見直したかも!」
男「あはは。いや、そっかなぁ…。星にはちょっと詳しくてさぁ。」
委員1「何気に見直したとか失礼な事言われてますね…。」
委員2「それよりも、今のままならいいにしろ、この先マニアックな天文知識を披露していくのは…っ!」
委員1「星座の話なら、それくらいは…。あー、ダメだ、話が宇宙開発の方向へ…っ。」
委員2「事故発生確認っ。至急、全員を招集っ!!」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:19:10.08 ID:p4wR0kTC0
- 委員2「先日のグループ交際による事故についての追加報告を。委員1、お願いします。」
委員1「……はい、報告します。」
委員3「どうした、元気ないな?」
委員2「どうも、先日の連休に遊園地行けなかったからといって、別れたらしいんですよ。」
委員3「あちゃー…。こんな所に火種があったか…。」
委員4「委員1さん、元気出して下さいっ。らしくないですよ!そうだ。帰りにご飯でも食べに行きましょうよ!ね!」
委員1「委員4…。」
委員長「おーい、報告はー。」
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:32:22.50 ID:p4wR0kTC0
- 委員1「体育祭のシーズンということで、大規模な事故が予想される為、今回の緊急招集となりました。」
委員2「体育関係といえば、更衣室にうっかり侵入、委員決め、体育祭練習、リレーといった所でしょうか。」
委員3「肝心な事を忘れてます。後夜祭のフォークダンス。これに尽きる。」
委員2「あー、それがあったか。いや、失敬。」
委員1「いずれも然り、といった所でしょうが、もう一つ重大なポイントがあります。」
委員2「というと…?」
委員1「それは、男の体力の無さ。体育祭というイベントにおいて、失態を演じる事で事故が起きてしまうのです。」
委員2「そ、それは防ぎようがない…。それじゃあ、今から、男の肉体改造をっ!」
委員3「無理だっ。こんな短期間でそんな事ができようもないっ!」
委員1「そうです。そこで、私が提案するのは…。」
委員「…素晴らしい。」「天才だ…。」「ブラボー!!」
男「大量のてるてる坊主が逆さ釣りに…。薄気味悪い…。」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:48:17.69 ID:p4wR0kTC0
- 委員「男さん。ちょっと宜しいでしょうか。」
男「おわっ、またお前か!」
委員「ちょっとお聞きしたい事がございまして…。その、夏休みの予定なんですがね?」
男「夏休みの予定? 誰が、お前らに教えるもんか!」
委員「いや、教えて頂かなくても結構。それで、女さん達のグループと海に行く件についてなんですが…。」
男「どうして、お前がそれを知ってるんだっ!!!」
委員4「盗聴器また新しく設置しないとなー…。」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:15:51.59 ID:qnlr/72i0
- 委員1「今回の件についてですが、現場は海となります。」
委員2「海ですか。おおよそ予想されるケースとしては、海中で水着が脱げてしまう、溺れる、ナンパイベント、という所でしょうか。」
委員3「となると予備の水着を準備するとして…。」
委員長「ちょっといいだろうか。」
委員1「あ、はい。どうぞ。」
委員長「男は、普段外での活動を余りしない。ということは、だ。ここまで言えばわかると思うが…。」
委員「そうか、そういうことですね!」「うっかりしてたぜ…。」「なるほど、となると予防策としては…。」
男「貧弱な坊やとはもうお別れとか…。なんでこんな器具が俺の部屋に…。」
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:28:53.09 ID:qnlr/72i0
- 男「海に来るのも久しぶりだなー。」
男友「いい天気になって良かったよな!」
女&女友「「お待たせー。」」
男友「おお。待ってました! おい、男。なににやけてんだよ。」
男「お、おおっ。そ、そんなことはないぞっ!」
女友「あはは。エロ親父みたいな顔になってるー。」
男「ばっ、違うって!!」
委員4「お疲れ様です。ヤキソバ買ってきましたー。」
委員1「おう、ありがと。そこ置いといて。」
委員4「あ、はい。あれ、他の人達は?」
委員1「ああ。ナンパ集団のしてくるとか言って、どっか行ったみたいだよ。」
委員4「おー。事故予防の為とはいえ、やるなぁ。」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:39:01.35 ID:qnlr/72i0
- 委員1「今回は想定外の事故と言って、過言ではありませんでした…。」
委員2「私も、まさかあんな風になるとは思いませんでした…。」
委員3「途中までは順調だったよな。二人で乗ったボートが海流に流され、運良く無人島に着いた所までは。」
委員1「ええ。あの状態で既にフラグは立っていた筈なんです! しかし、まさか…。」
委員「「「「まさか、男が泳いで助けを求めに行ってしまうとは…。」」」」
男「あのさぁ…。どうして、そんな怖い顔してるんですか…。ねぇ、委員さん、ちょっと…。」
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:52:05.82 ID:qnlr/72i0
- 委員1「夏休み中に、急遽招集をかけて申し訳ありません。」
委員3「いいってことよ。それより、招集の件について話してくれ。」
委員1「緊急を要するので手短に。今より2時間後、男宅へ、女が夏休みの宿題をしに訪問します。」
委員2「2時間!? 無理だっ。しかも、男の部屋は危険すぎるっ!」
委員4「確かに…。でも、ピンチは同時にチャンスでもありますよね?」
委員1「そうです。早急に、フラグの種を男宅へと仕掛け、ルートから外れない様に仕向けるのです。」
委員2「わかった。15分で合い鍵はなんとかしてみせる。」
委員3「物資調達は俺に任せてくれ。」
委員1「それでは、その段取りで。」
委員「「「おーっ!」」」
男「おわーっ。片づけた筈のエロ本がなんでベッドの下にっ! うわ、いつの間にテーブルにケーキ、どこからっ!」
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:04:51.79 ID:qnlr/72i0
- 委員1「フラグ自体は立っていたと思ったんですがね…。」
委員2「いや、あれは仕方ないケースだと思う。」
委員3「俺たちの視野が狭かったんだ。男と女の事しか考えていなかったろう?」
委員1「次は、このような事が無いように、事前チェックを怠らないようにするべきでしたね…。」
委員4「仕方ないですよ! 時間だって無かったし、それにまさか…。」
委員「「「「まさか、クーラーがぶっ壊れて女が帰ってしまうとは…。」」」」
委員4「…盗聴器仕掛けすぎて、他の機械に干渉しちゃったかな…。」
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:15:02.92 ID:qnlr/72i0
- 委員1「新学期の始まりといえば、もうお解りでしょうが…。」
委員3「ああ。4月は逃したからな。しかし、今回はそうはいかないぜ。」
委員2「ダミーの席替えくじ、既に用意できています。」
委員4「待って下さい、あみだくじだった場合、どうするんですか?」
委員2「10秒だ。10秒で解析できる。」
委員長「…5秒まで早めてくれ。後はこちらでなんとかする。」
委員2「5びょ…。わかりました。やってみます!」
委員1「この作戦にこの3ヶ月がかかっている。絶対に成功させるぞ!」
委員「「「おーっ!」」」
男「…あ、先生ですか。ごほっ…。その、夏風邪引いて体調悪くて…。すいません、明日までにはなんとか…。」
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 09:38:17.63 ID:cFWE8dAXO
- 委員1「そう言えば、運動会以外の秋の報告書ってどこいったっけ?」
委員2「あーあれですか?確かこっちの棚に…」
委員3「秋は秋で酷かったからな…心して読めよ?」委員2「そんなに酷いんですか?…あった、これですね。って厚っ!?」
委員1「どんだけ事故ったら学ぶんだよあの男は。ええと、どれどれ…『焼き芋』に『甘いもの』て被ってないか?後は『しゃせい大会』に『厚木の女心』…コレなに?」
委員3「前任の委員1だ、それ書いたのは」
委員2「あー、あの人ですか。酷い事件だったね、まだうd…」
委員1「ああああ!?何か怖そうだからパスパスパース!」
委員3「『まだうどんが食べられない』なんだが?」委員1「なんですかそれ?」
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:18:32.81 ID:qnlr/72i0
- 委員1「今回の件について、委員2報告お願いします。」
委員2「報告します。今回の現場は、秋の焼き芋大会でした。」
委員3「焼き芋となると、おおかた予想されるのは、おならぷうというところか。」
委員4「委員3さん、ちょっと…。」
委員3「ああ、すまん。続けてくれ。」
委員2「委員3の読みは当たりです。しかし、今回は女の方が放屁を行ってしまい、それを庇おうと男が動いたことにあります。」
委員4「え、それなら好感度が上がっていいんじゃ…。」
委員2「しかし、そこは男です。庇おうとしてとった行動が自らもまた放屁を行い、あまつさえライターで火を点けてみせると…。」
委員3「なんという身体を張った行動…。しかし、それでも好感度は上がってしかるべきでは…?」
委員2「それが…。尻が焼けましてね…。救急車で運ばれるという痴態を…。」
委員「「「そりゃダメだぁ〜…。」」」
男「……無様すぎて、誰も見舞いに来てくれない…。」
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:32:15.35 ID:qnlr/72i0
- 委員4「こちら、委員4。本部、応答願います。どうぞ!」
委員1「こちら本部。慌ててどうした? どうぞ。」
委員4「現在、男が女グループの会話を聞き、混ざろうとしています。緊急事態です。どうぞ。」
委員1「落ち着いて状況を説明してくれ。一体どういう会話なんだ? どうぞ。」
委員4「デザートとしてのスイーツについて話している所に、スイーツ(笑)と勘違いした男が…。ああ、ダメっ!恋空を酷評…っ!」
委員1「至急、全員を集めろっ! 早くあの男を止めろっ!」
男「これですか…? から…け…? はは、いや、委員さん。バカになんか…。殺気凄いんですけど…。」
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:36:58.74 ID:TZhCU7pg0
- 男「……無様すぎて、誰も見舞いに来てくれない…。」
委員4「聞き取り調査に来ました〜」
男「君たちだけだよ、見舞いに来てくれるのは」
委員4「委員ですから〜」
男「だよね……無様すぎて、誰にもフラグ立つ訳ないか…」
委員4「間が悪いだけですよ〜」
男「…KYって事でしょ? 慰めはいいよ」
委員4「いえ、その、じゅ、十分格好いいと思います、男さんは」
男「委員4さん……」
ピキーーン!!
委員長「恋愛事故の予感!! 全員、出動態勢で待機! 気を引き締めていけよっ!」
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:45:03.53 ID:qnlr/72i0
- 委員1「どうやら、この次の行事として、写生大会が有るとの情報が入った。」
委員2「リアル上連雀か…。」
委員3「ちょ、それはねーよ。」
委員2「あ、やっぱり?」
委員1「お前達、なにをそんなに盛り上がってるんだ…?」
委員2&3「い、いや。こっちの話で…。」
委員長「……それはそれで、有りだな…。」
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:59:38.25 ID:qnlr/72i0
- 委員1「秋の行楽シーズンとはいえ、厚木市まで遠征に行く羽目になるとは…。」
委員4「我々も少し羽を伸ばせると思えばいいじゃないですか。そうだ、美味しいうどん屋さんがこの辺にあるとかなんとか。」
委員1「仕事中だというのは忘れないようにな。気を抜かないで行こう。」
委員4「相変わらずお堅いんだから〜。って、女の悲鳴!?」
委員1「落ち着け。フラグの予兆かもしれん。現場が見えてきたな…。ん、あれは…。」
委員4「どうやら何かに女が怯えた様ですね…。うわ、なんですかあの黄色くて細長いの…。気持ち悪い…。」
委員1「アレは、コウガイビルだな…。しかし、この時期に出るとは…。いや、ちょっと待て男が動いたっ!」
委員4「頑張って! いいところ見せるチャンスよ!」
委員1&4「…コウガイビルを割り箸で摘んで、一発芸うどんはない…。ないない、それはない…。」
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:24:22.01 ID:qnlr/72i0
- 男「もうすぐクリスマスか…。」
委員1「すいません、恋調委の者ですけど。クリスマスと聞いて…。」
男「どこから出てくるんだ、あんたはっ!」
委員1「いやぁ、女さんに気合いを入れたクリスマスプレゼントを渡して引かれる前にご忠告を、と思いまして…。」
男「余計なお世話だっ! …それに、その今年は女にクリスマスプレゼントを渡すつもりは…。」
委員1「ど、どういう事ですか!? まさか、別に目標を定めたという事でしょうか?」
男「…その、まさかです。今、別に気になる人が居るんです…。」
委員長「…報告はわかった。この事は、委員1には黙っていよう。」
委員4「…すいません。」
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:35:43.12 ID:qnlr/72i0
- 委員2「まさか…。身内から火が出るとはな…。」
委員3「あいつ、今年に入って二度目だしな…。流石にやばいかも…。」
委員1「やあ、二人とも。そんなところでどうした?」
委員2「おおっ!? い、いや、なんでもない。あ、そうだ。俺、資料整理頼まれてたんだった…。」
委員3「ああ、そういえば俺も、報告書をあげないと…。」
委員1「…二人とも、よそよそしいな…。どうしたっていうんだ…?」
委員長「委員のフラグをとるか…、民間人のフラグをとるか…。厳しい選択だな…。」
- 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:45:37.91 ID:qnlr/72i0
- 委員1「委員長、ちょっと宜しいでしょうか。」
委員長「どうした。」
委員1「ここの所、私が男の素行調査から外されているのが気になりまして…。私に何か落ち度でもあったのでしょうか?」
委員長「…いや、そういうわけではないよ。ただ、クリスマス時期だろう? 他の委員の手も足りなくてね。」
委員1「そういうことなら…。そうですか、わかりました…。」
委員1「もしもし、委員4? あの、今度のクリスマス予定が空いてたら…。あ、予定ある。あ、そう。いや、なんでも…。」
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:58:48.79 ID:qnlr/72i0
- 委員1「クリスマスに巡回とはついてない…。」
女「でねー、あそこのお店。雑誌に載ってたんだけどー。」
女友「へー。じゃあ、今から行こうよ!」
委員1「あれは、女…。そういえば、男は別に目標ができたと言っていたっけ…。」
委員4「そうなんですかぁ? 男さんって、物知りなんですねぇ〜。」
委員1「あれは…委員4。そして横にいるのは……男!? どうして…っ!」
委員1「委員4、ちょっ…!」
委員長「そこまでだ。委員1。」
委員1「委員長!? あ、あれは…一体…。も、もしかして…。」
委員長「折れたんだよ…。キミのフラグは…。」
委員1「あ…ああ…。ああああぁ…ぅ…っ…。」
委員長「こちら委員長。本部、事故発生確認。被害者を保護し、委員会へと搬送する。どうぞ。」
委員2「了解しました。どうぞ。」
委員1「うう…っ…うあぁあああああっ…!!!」
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:12:21.86 ID:qnlr/72i0
- 委員長「キミには大変すまなかったと思っている。」
委員1「謝らないでください…。不幸な事故だったんですよ…。」
委員長「そうだな…。そして、もうわかっていると思うが…。」
委員1「昨晩、認めて参りました…。これを納めて頂けますでしょうか…。」
委員長「重ねてすまない…。私とて、今回は助けられなかったんだ。」
委員1「マスコミに突かれて、うちの存続が危うくなるよりマシですよ…。」
委員長「すまん…。依願退職という形は取らせてもらうが、個人的に後のフォローはすると約束しよう。」
委員1「…すいません。」
男「そういえば…、最近あの人見ないな…。」
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:29:07.05 ID:qnlr/72i0
- 委員1『今年から配属になりました。委員1です! よろしくお願いします!』
委員長『宜しく頼む。今年は気合いの入った新人が来てくれたようだな。大いに歓迎するよ。』
委員1『はいっ!』
委員1「あの時、この建物がとても大きくて…。圧倒されてたな…。」
委員1『す、すいません。事故報告今仕上げますからっ!』
委員3『遅いよ、委員1。あー、それじゃダメ。この書類はこう書かなきゃ。』
委員1『すいませんっ!』
委員1「今、こうして見直してみると…。その大きさに慣れきってしまっていたんだな…。」
委員1『強からの新人だね。私は委員1だ。よろしく。気を引き締めて行こう。』
委員4『はいっ!よろしくお願いしますっ!』
委員1「気を引き締める…か…。はは、これからはあいつらの世話にならない様に、もっと気を引き締めて行かなきゃ…。」
委員4「委員1さん…。ごめんなさい…。」
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:37:44.21 ID:qnlr/72i0
- 委員1「前任に代わりまして、今日から配属となりました。委員1です。よろしくお願いしますっ!」
委員3「よろしく頼むぜ。忙しい職場だけど、しっかりな!」
委員1「はいっ! あれ、あの…ひとつ、聞いていいですか?」
委員2「どうした?」
委員1「僕の他に、もう一つ机が空いている様な…。」
委員2「ああ。急遽、もう一人空きが出てね。その内、新人が来る事になる。」
委員3「それまで忙しくなるけど、頑張ろうな!」
委員1「はいっ! 頑張ります! それで、僕の仕事は…。」
委員3「ああ。前任の分の報告書を確認して欲しい。書類はここにあるから、しっかりな。」
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:50:18.81 ID:qnlr/72i0
- −数年後−
委員2「さて、今回の件についてですが、なかなかに難しいケースでして。」
委員1「先輩、今回は急に保護対象が代わりましたよね。なにか特別な理由でも?」
委員3「大いにある。今回のケースは俺たちが手がけ、絶対に成功させなければならん。」
委員長「我々が密かに調査し、追っていた重要人物でもある。」
委員1「もしかして、それって…。」
委員長「野暮な事だとキミなら怒るだろうが、我々は民間人の幸せを最優先とし、動かなければならないからな。」
委員2「あいつにはこちらの手の内がわかってるからな。気を引き締めていかないと!」
委員3「それって、あいつの口癖だったよな。おし、いっちょやりますか!」
委員長「それでは、総員、事故予防に徹底。行動開始!」
委員「「「おーっ!!」」」
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:55:19.67 ID:qnlr/72i0
- 俺の書きたい文はこれで以上です。gdgdになってしまいましたが、途中で放り投げるのは嫌なので書き上げました。
当初の路線からは大幅に外れ、>>57と>>70のおかげでこの終着点を迎えられました。御礼申し上げます。
保守して頂いた方も、SS投下頂いた方もありがとうございました。
あんまりこういう風に言ってるとうざがられるので、この辺で。それではまた。
- 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 18:06:23.22 ID:fZ4dJ7ag0
- >>1乙!楽しませてもらったよ
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